The Study

ウィンドー トリートメント1

History

 カーテンの語源は、ラテン語の「cortina(コルティナ)」=「覆う」という言葉だ。その言葉の通 り、カーテンは、古代エジプト時代に洞窟の出入り口を動物の革などで覆ったものが起源と言われている。さらに、王朝が樹立されると、王様のプライバシーを守るため、また、寒さを防ぐためにベッドを布で覆ったそうだ。ローマ時代の絵画には、布で囲われた天蓋付きベッドが見られる。
 ルネッサンスに入ると、ガラスが発明される。非常に貴重であったガラスは、教会や上流貴族の家でしか見られることがなく、ステータスでもあったのでブロケード(金銀糸を使った豪華な絹紋織物)などで飾っていたそうだ。18世紀後半には、優雅な曲線美がもてはやされ、カーテンもゆったりと床に引きずるスタイルが流行った。
 19世紀後半、ウィリアム・モリスが登場し、自然をモチーフとした手仕事の美しい織物を、壁紙やカーテン、椅子などに用いるようになった。これが現代カーテンの幕開けと言えるだろう。
 一方、日本では、奈良時代から、几帳(絹織物の衝立)や御伩(竹のすだれ)などがあり、現在のカーテンのような役割を果たしていた。
 本物のカーテンが上陸したのは、江戸時代初期。長崎の出島にあった外国公館に掛けられたのが最初だそう。日本人が使うようになったの は、江戸末期から明治初期。この頃には国内生産も始まったが、まだ、洋館を持つ一部の上流階級のものでしかなかった。一般に普及したのは、戦後のこと。住宅公団による団地の建設ラッシュと共に西洋スタイルの暮らしが広がったことに伴う。さらに、昭和40年代のオイルショックによる省エネ意識は、カーテンの需要を伸ばした。

窓から インテリアをつくる

 例えば 「理想の部屋を想像してみてください」 と言われたら、 どんな部屋を想像するだろう。 広々とした空間に、 ゆったりとしたソファ。 足触りの良いラグもあるだろうか。 爽やかな風が吹き、 カーテンが揺れている。 窓からは優しい光が差し、 その向こうには緑豊かな庭が広がっている…。
 ステレオタ イプかもしれないが、そんな絵が浮かぶ人も少なくないだろう。 広さからくる開放感、 ソファに包まれる安心感、 ラグの柔らかさに 「優しい光」 と 「爽やかな風」 が運んでくれる幸福感。 総合すると 「心地よさ」 となる。
 注目は 「優しい光」 と 「爽やかな風」 だ。 「光」 と 「風」 は、 窓を通して届く自然からの贈り物だが 「優しい」 と 「爽やか」 は、 そうとも限らない。 それを生み出すのがウ ィ ンドートリートメントだと言ったら感傷的すぎるだろうか。
 また、 ウ ィ ンドートリートメントは、 壁や床と同様に大きな面積を占めるので、 視覚的にも空間のイメージを決定づける重要な要素でもある。
 その部屋を理想の部屋にするために、 ウ ィ ンドートリートメントから始めてみるのも、 いいのではないだろうか。

ウィンドートリートメント 選び方のポイント

©fujie textile

1 ウィンドートリートメントだけでなく、
部屋全体をイメージして選ぼう

ウィンドートリートメントを選ぶ時はまず、部屋全体をイメージすることからはじめよう。窓の大きさや天井の高さ、床や壁の色、家具や照明などインテリア全体を思い描くと、窓をどのように飾りたいかが見えてくる。また、新築やリノベーションの場合は、それらを設計の段階から計画し、設計者や工務店に相談しておこう。下地や電気配線などがベストな場所にあれば、より機能的で美しい空間をつくることができる。

2 それぞれの窓の役割やサイズなどから
ウィンドートリートメントのタイプを絞り込もう

次に大切なのは、その窓の役割を考えること。出入りはあるのか?その頻度は?家具との干渉は?採光・遮光の必要性は?外からの視線は?などを考え、どのタイプのウィンドートリートメントが適しているか絞り込もう。タイプは、大別すると「カーテン」「ローマンシェード」「スクリーン」「よこ型ブラインド」「たて型ブラインド」などがあ る。昼と夜、開いた時と閉じた時を想定して選ぼう。

3 インテリアテイストに合わせて生地を選ぶ。
ソフトファニシングでコーディネートしよう

カーテンにラグ、ソファやクッションなど、布が部屋を占める割合は、60%以上とも言われている。つまり、ファブリックにはインテリアを決定づける影響力があり、欧米ではカーテンを選ぶ際、ラグやベッドのヘッドボード、ソファなど、ファブリックのトータルコーディネートを楽しむ「ソフトファニシング」が一般的だ。例えば、気に入ったカーテン生地が見つかったのに部屋に馴染まないと思ったら、カーテンの余り生地でクッションをつくってみたり、ラグを変えてみるのはどうだろう。ファブリックは取り替えやすく、保管しやすいのも魅力のひとつだ。また、カーテンなどの生地を小さなサンプルで判断するのは危険。ショールームで大きなサイズで見たり、インテリアの専門家に相談して選ぼう。

4 さまざまな機能を持った生地があるので
必要に合わせて選ぼう

ウィンドートリートメントに使われる生地には、「遮光」「遮熱」「UV」「ウォッシャブル」「防虫」「遮音」など、さまざまな機能を持ったものがある。目的に合わせて活用してみよう。

主なウィンドートリートメントの種類

カーテン

左右に柔軟に開閉するので、出入りのある窓に最適。ドレープ とシアーの2層使いで、昼夜の採光・遮光を調整することがで きる。使用できる生地が豊富にあり、装飾性に富んでいる。

ローマン シェード

上下に開閉する。カーテンよりはすっきりと見え、ロールスク リーンなどに比べると、柔らかな印象。ドレープとシアーの2 層使いができるタイプのものもある。選べる生地も豊富で、 装飾性も高い。

スクリーン

すっきりとシンプルな印象。特にロールスクリーンは機能的な ので、キッチンや間仕切り、収納スペースの目隠しとしても使 われる。透け感のあるものとないものの2層使いができるタイ プがあるほか、調光スクリーンやハニカムスクリーンなど、特 別な機能に優れているものもある。

よこ型 ブラインド

スラットの開閉で細かく調光できるのが最大の特徴。アルミ 製のものは水にも強く、バスルームにも使用できる。カーテン に比べるとデザインのバリエーションは少ないが、シャープな 機能美があり、ウッドタイプは人気。

たて型 ブラインド

左右に開閉するので、出入りのある窓にも適している。調光も 可能。カーテンなどに比べるとデザインのバリエーションは少 ないが、シャープな機能美があり、シンプルな空間にはよく馴 染む。

※1 開閉方向について: 一般的に左右に開閉する方が出入りの操作がしやすく、掃き出し窓などに適していると言われている。
※2 シアーカーテン(シェード)の中には遮へいを目的に特殊加工されたもの(ミラーカーテンなど)があり、それについては遮へい効果が高い。
※3 シアーカーテン(シェード)の中には遮熱を目的に特殊加工されたものがあり、それについては遮熱効果が高い。
※4 プリーツスクリーンやブラインドなどにも遮光素材のものはあるが、昇降コードを通す穴などの隙間から光漏れを起こすことがある。
※5 たて型ブラインドの素材は、ポリエステルなどの布からガラスなどの硬い素材まで多岐に渡っており、メンテナンス方法も洗濯するものから水拭きで掃除するものまでさまざま。

1.カーテン

 カーテンの最大の魅力は、自由度。生地の選択肢も、アレンジのバリエーションも豊富で、とことん自分好みにカスタマイズできる。また、着脱が簡単なうえに、空間のイメージを一新できるので、季節やトレンドに合わせて吊り変えて楽しめるのも嬉しい。既製品も多く、安ければ1間あたり数千円のものもあるが、今回は、カーテンの魅力を最大限に活かせる、オーダーカーテンを前提に紹介する。

カーテンの選択肢

【生地】

素材

日本のカーテンは、ポリエステルが主流。湿度や洗濯による伸縮が なく安定していることや、さまざまな加工がしやすいことから圧倒的 なシェアを誇っている。 一方で近年、海外商品を中心に、リネンやコットンなど、テクスチュ アの表情が豊かな繊維も注目されている。ただし、これらには湿気に よる収縮や、家庭で洗濯できないなどの注意点があるので、購入時 にメンテナンス方法などを確認しておこう。また、防炎などの機能が 必要な場合は、後加工を施す必要があるのでスタッフ等に相談しよ う(後加工できない場合もある)。本物にこだわらなければ、ポリエス テルで天然素材や再生繊維のテクスチュアを再現した生地もある。

デザイン

デザインにおける近年の売れ筋は、グレージュなど、グレーを基調と したニュアンスカラーのシンプルなものだそう。また、オパール加工や 刺繍によるシアーカーテンの透け感を活かしたデザインを楽しむ人 が増えており、8年ほど前から、シアーカーテンを部屋側(ドレープカ ーテンを窓側)に掛ける「フロントシアー」も人気だ。 それとは一線を画し、海外商品や人気テキスタイルデザイナーによる ハイエンドな商品も豊富に品揃えされている。織りや刺繍の技術が 活かされた芸術的なファブリックは、部屋の主役として、空間のグレ ードを一気に上げてくれ る。有名ファッションブラ ンドから発信されている ものもあるので、洋服を 楽しむ感覚でショールー ムなどをのぞいてみると、 カーテンに対する意識が 一変することだろう。

機能性

防炎、ウォッシャブル、遮光、遮熱、UVカット、遮へい、形態安定などの一般的な 加工に加え、花粉の侵入を防ぐものや、抗菌・抗ウィルスを謳ったもの、防虫、消 臭、防汚、防カビ、遮音、採光拡散など、各社さまざまな機能を取り入れている。ま た、従来からあった機能についても、より快適に改良されているものもある。 例えば、遮へいを目的としたシアーカーテンでは、ミラーカーテンが一般的だった が、部屋が暗くなりがちで、夜の遮へい性に劣ることが問題だった。それに対し近 年は、ミラーカーテンとは異なったアプローチで、昼夜問わず遮へい性に優れ、さ らに室内も暗くならないシアーカーテンが出てきている。

※地上31m以上の高層マンションは、使用するカーテンについてNIFの定める防炎加工  が義務付けられているが、海外の商品などは、加工が施されていない場合がある。後加  工できるものもあるので、スタッフに相談してみよう。

【仕立て】

吊り元

従来は、「3ツ山2倍ヒダ」が一般的だったが、近年は、「フラット」も人気だそう。柄がクリアに見えるこ とや、すっきりとした印象になることに加え、コストダウンにつながる点も嬉しい。2倍ヒダとは、窓の横 幅に対して約2倍の生地を使用することなので、同じ生地なら1/2に近いコストで済む可能性がある。
一方で、ヒダが深く、ボリュームのある方が豪華で優雅に見える。さらに、空気の層が厚くなることで断 熱性が上がり省エネにもつながるので、ランニングコスト的にはこちらもコストダウンの効果がある。 カーテンの美しさは、仕立てによっても大きく変わる。縫製に縫い縮みなどがあると、ドレープが美しく 波打たなかったり、吊り元の山が揃って正面を向いていないと乱れた印象になる。ドレープを美しく保 つために「形態安定加工」や「形状記憶加工」を施す場合もあるが、最近は生地の風合いを活かし、あ えてラフなドレープを楽しむ人も増えてきている。

ピッチキープコードを 使った吊り元

ランナーとランナーの間隔を固定する「ピ ッチキープコード」を使うと、縫製でヒダを つくらなくても、緩やかなヒダができる。

シアーカーテンの裾

シアーカーテンの裾は3つ折りが一般的だが、折り上 げた部分の透けが気になる場合は、ウェイトテープで仕上げる方法もある。

アレンジ

1枚のカーテンは1種類の生地で仕立てるものだと思い込んでいないだろうか。 オーダーカーテンなら、パッチワークのように切り替えたり、表と裏で色を変えた り、アレンジのバリエーションは無限だ。例えば、「気に入った生地が個性的すぎ て総柄にする勇気がない…」そんな場合は、一部分だけ使ってみてはどうだろう。 コーディネーターやショールームのスタッフに相談すれば、バランスの良い取り 入れ方を提案してもらえる。代表的なアレンジを紹介しよう。

ボーダー状に切り替える

1色や1柄だと、重すぎたり、面白みに欠ける場合は、 ボーダー状に切り替えてみよう。
左右非対称(アシンメトリー)にし、バランスを崩すことで、魅力的に見せるスタイルで、モダンな印象を受ける。

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フレーム(縁)を切り替える

裾を切り替える

表裏で切り替える(無双縫い)

袋縫いで両面表で仕立てると、チラ見えする色や柄がアク セントになる他、外からも美しいカーテンが楽しめる。また、生地が二重になるので、遮光や断熱効果も上がる。

カーテンの裾を引きずるスタイル(ブレイクスタイル)は、ヨーロッパでは一般的に使われている方法で、優雅に見えるのが特徴だ。また、遮光 や断熱にも効果的。©fujie textile

縦ストライプに切り替える

縦に切り替えると、生地の揺らぎがラインとなって現れるので、さまざまな 表情が楽しめる。

フレームアウトとは

窓の位置や大きさに関係なく、天井から床までカーテンを掛けるスタイ ル。すっきりと見える上に高さが感じがられ、開放感が生まれる。

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【吊り方・レール】

吊り方(吊り元)

吊り方でも演出することができ、全体の印象も変わる。

レール

レールは、操作性を重視した「機能性レール」と、意匠性を 重視した「装飾レール」に大別できる。いずれも下地さえあ れば、正面付も天井付も可能だ。また、シェードやブラインド と組み合わせて吊ることができるレールもある。それらを使う 場合は、機械部分や布だまりの干渉を考え奥行きをとるこ とと、荷重制限に注意しよう。 一般的にカーテンは、窓サイズ丁度に設置されることが多 いが、近年は、窓幅より長いレールを使うケースも増えてき ている。そうすることで、全開時、窓に掛かる布だまりを減ら すことができ、開放感が妨げられず、すっきりと仕上がる。

装飾レール

機能性レール

ランナーに内蔵されたタイヤがレール を転がる構造。負荷が少ないので、高 さや幅のあるカーテンでも比較的無理 なく操作できる。色のバリエーションの 他、静音タイプや、ランナーのヒートン が回転するものなどがある。

回転ランナー
カーテン開閉時、ヒダ山が正 面を向いたまま動くので、カー テンが常にキレイに見える。

カーテンボックス
吊り元を隠すボックス。レール一体型 のものもある。

電動レール/コード式レール

吹き抜けやワイドサッシのカーテンは、開閉が困難なことも少なくない。そ んな場合は、リモコンで動く電動レールや、コードを引いて開閉するコード 式レールが便利だ。電動レールは、市販の学習リモコンを使用すればAIス ピーカーでの操作も可能。ただし、電源が必要なので忘れずに。

レールカバー

レールの上を覆うカバー。上からの光漏 れを軽減するほか、外気の侵入も抑えら れるので、省エネ効果も期待できる。ブラ ケットに固定して使用する。

リターン(縫製)

ドレープカーテンを両サイドに回しこむこ とで、横からの光漏れを防ぐことができる。 また、外気の侵入も防げるので、省エネ効 果も期待できる。 リターンを補助するキャップやマグネット のほか、リターン縫製しなくてもランナー が自然にサイドに回り込みリターンがつく れるレールもある。

センター交差

左右から引き寄せたカーテンを中央で 交差させ、光漏れを防ぐ。専用のレール 部品がある。

ストッパー

張りのある生地の場合、全開して も、反発で閉じてきてしまう。それ を防ぐためのストッパー。定位置 で止まるようレールにセットする。

サイドマグネットランナー

カーテンが中央から開閉するのに対し、 窓は両サイドから開閉するので、掃き出 し窓などの場合、カーテンが出入りの邪 魔になる。そこで、脇からの出入りもスム ーズに行えるよう、カーテンの端にマグネ ット付きランナーをセットしたもの。

【アクセサリー】

タッセル

日本では、カーテンの共布で作った舟 形のタッセルが一般的だが、近年は、 装飾性のあるものを選ぶ人が増えてい るそう。シンプルなカーテンにアクセン トとして重宝しているようだ。ふさかけ のいらないマグネットタイプのものや、 アームホルダーなど、機能的なものがあ る一方で、アクセサリーのようにきらび やかなものや、革製のものなどもある。

バランス

吊り元を覆う上飾り。トラディショナル でエレガントな空間を演出してくれる。

トリム(トリミング)

カーテンの縁を彩るもの。クッショ ンや椅子にも使えるので、さりげ ないコーディネートができる。

スタイルカーテン

飾ることを目的とし、基本的には開閉しないレースのカーテン。ヒダやフリル を使い、優雅でロマンチックな空間を演出してくれる。出窓や腰窓、小窓に使 用する場合が多いが、「センタークロス」などは掃き出し窓にも使用される。

窓が2枚並んでいたら

窓が2枚並んでいる場合、間に大きな布だまりができるの で、重たい印象になりがちだ。そういう場合は、レールを一 本にして、布だまりを左右2ケ所にまとめてしまうと、すっき りとし、空間に広がりが生まれる。

Style & Products

カーテンからインテリアを着替えよう ! ヒントいっぱいの事例を紹介

Style 裾を引きずるブレイクスタイルが、コットン混らしいラフな風合いをより引き出している。 また、刺繍とシアーカーテンのラベンダーカラーが柔らかな空気を漂わせている。
Product FA6309LA サンクチュアリ 素材:コットン50% ポリエステル50% 刺繍 ポリエステル100% fujie textile

Style 腰窓にも関わらず、天井から床まで 北欧らしい個性的なテキスタイルで覆うことで クールですっきりとした空間を演出している。
Product SCANDINAVIAN pattern collection SC3282  素材:ポリエステル100% sangetsu

Style 素材の柔らかさを感じるよう、あえてドレープを ラフに仕立てている。また、透過性のある生地を、 ジャカードで織り上げることで、 ツタ柄をより立体的に浮かび上がらせている。
Product IMECA re-authentic フェール 素材:ポリエステル100% NEED’K

Style シンプルでシャープな家具で まとめることで、ウィンドートリー トメントが主役になっている。
Product rough(!’m) ME 2014-2016 素材:ポリエステル100% KAWASHIMA SELKON

Style フランス貴族の華やかさを感じさせる生地を、当時流行った裾を引きずるブレイクスタイルで設えれば、 それだけでアンティークで上品な空間が演出できる。
Product リヨン織物博物館 TKF10127/TKF10128 素材:ポリエステル100% TOLI

Style 白いシアーに白いドレープをフラットで仕上げることで、より透明感のある空間 を演出している。また、シンプルだからこそ刺繍が美しく浮かび上がって見える。
Product SC3231 素材:ポリエステル75% 綿25% 刺繍 ポリエステル100% sangetsu

Style オリエンタルなテキスタイルにモダンな家具を合わせることで、洗練された印象が生まれる。この時ポイントとなるのが、色。カーテンの持つニュアンスカラーをソファやクッション、ラグなどにも用いることでバランスをとっている。

Product MANUAL CANOVAS VILLARS 素材:コットン 64% ポリエステル 18% ヴィスコース 18%

Style シャープシェードのシェーパーがソファやスタンドの脚と合間ってシャープでモダンな印象に。単色に見えるブルーだが、波を表現した織りのテクスチュアによって、しなやかな動きを感じる。
Product Sumiko Honda コルシ 素材:ポリエステル100% KAWASHIMA SELKON

Style 薄手のドレープとシアーを重ねることで、立体的な光を感じることができる。また、本来、たてストライプのグラデーション生地を、 よこボーダーに使うことで、表情を変えることができる。 ※カーテン生地の中には、縦横を入れ替えて使えるものがある。
Product F6323LA ハーモニクス 素材:ポリエステル100% fujie textile

Style 個性的なテキスタイルで インテリアを牽引。 クッションやソファを カーテンの色に揃えることで、 より効果的に演出している。
Product MANUAL CANOVAS ROSE INDIA 素材:ヴィスコース55% リネン15%  ポリエステル30% tomita

Style 個性的なプリント柄だが、さまざまな色の要素を 持っているので、対応できるインテリアの幅が広い。 また、共布のクッションがまとまりを感じさせる。
Product ZOFFANY EDO WATER IRIS 素材:ヴィスコース 55% ポリエステル30% リネン15%  tomita

2.ローマンシェード

ローマンシェードは、上下に開閉するので、スクリーンやブラインドに近い印象だが、「カーテンを横にしたもの」と理解した方がいいだろう。
 カーテンで使用できる生地は概ね使用でき、ヒダの見え方もさまざまなので、スタイルの幅が広く、カーテンとの相性も抜群。掃き出し窓にはカーテン、腰窓にはシェードの組み合わせは今や王道だ。また、降ろすとフラットになるのでテキスタイルを絵画のように楽しめるのも嬉しい。
 さらに、布だまりが上にできるので家具の邪魔にもなりにくく、スリムな窓にも設置できて、用途も広い。もちろん、シアーとドレープの2層使いも可能だ。また、ウォッシャブルの生地なら、取り外して洗うこともできる。

写真協力:株式会社フジエテキスタイル/FA2620LB キュリアス

ローマンシェードの選択肢

【生地】

素材

カーテンで使用できる生地は概ね使えるが、使えないものも一部ある。厚すぎると、上部の布だまりが大きくなりすぎるので注意。

デザイン

下まで降ろすとフラットになるので、ファブリッ クパネルや絵画のようにテキスタイルを楽しむ ことができる。

機能性

基本的に、カーテン生地に 使われている機能や加工は、 適用できる。

ローマンシェードの構造はシンプル。 ヘッドレールにマジックテープで 生地を固定し、裏面のフックに 昇降コードをかけてセットする。 簡単に着脱できるので、 ウォッシャブルの生地なら 洗濯も可能。また、生地を 付け替えることもできる。

【スタイル】

プレーンシェード
最もポピュラーなローマンシェード。柔らかなヒダをつく りながら引き上げられる。ボトムにはウェイトが仕込まれ ているので、水平に昇降する。

シャープシェード
シェーパーと呼ばれる横軸を起点に、折りたたむように引き上げられる。その名の通り、 シャープでモダンな印象があり、洋室のみならず、和モダンとの相性もよい。シャーパー や昇降コードをあえて見せれば、格子のシルエットが浮かび、違った表情が生まれる。

バルーンシェード
引き上げると裾がバルーンのように柔らかな半円を描く。

ムースシェード
裾を中央から引き上げるタイプ。

オーストリアンシェード
全面に細かいタックがある。

ピーコックシェード (ファンシェード)
引き上げると裾が孔雀の羽のような形状になる。

フォールドシェード(タックシェード)
横方向にタックをとりながら引き上げられる。

キャンディシェード
生地をキャンディのようにつまんだもの。

【メカニズム】

ドラム式
巻き取りドラムが負荷をやわら げてくれるタイプ。操作はチェー ンが一般的。軽く操作できるの で、大きなシェードにも使える。 コード式に比べるとチェーンを 引く回数は多くなるので、手間 に感じることもある。

コード式

コードを引いてシェードを昇降 させるタイプ。仕組みがシンプ ルで、操作も簡単。ドラム式に 比べるとコンパクトなので小さ な窓には最適だ。ただし、ドラ ム式に比べると負荷がかかる ので、大きなサイズや重い生 地のシェードには不向き。

2層タイプのシェード
2層タイプのシェードを使えば、 カーテン同様に、シアーとドレー プの2枚を装着することができ る。また、取り付け方を工夫すれ ば、カーテンとシェード、シェー ドとブラインドやスクリーンなど とのコンビネーションも楽しめる。

【アクセサリ】

カーテンと同様に、バランスやトリムを使った装飾ができる。また、ボトムの形 状をアレンジして楽しむこともできる。

Roman Shade Style

アンソリームのフォルムを 織物で表現。 印象的なデザインが モダンな空間を演出してくれる
SH9985 ポテンザ 素材:ポリエステル100% KAWASHIMA SELKON

1875年に製作された ウイリアム・モリスの壁紙デザインを 織物で丁寧に表現。 自然のモチーフと淡い色彩が 美しく優しい空間を演出してくれる
filo Morris Design Studio ラークスパアⅠ 素材:ポリエステル100% KAWASHIMA SELKON

やわらかなシアーからの 甘い光と、リボンシュシュの エレガントなボーダーが やさしい空気を漂わせる
SC3710 素材:ポリエステル100% sangetsu

淡いグレイとグリーンが 光を通して調和し、 透明感を生み出す
FA1209 SL クリスタライン(カーテン FA2016 89/57) 素材:ポリエステル100%  fujie textile  

グレイッシュなシアーを重ね 柔らかで落ち着いた空間を 演出している
FA1651 NW ラクネリ 素材:ポリエステル100%  fujie textile

取材・写真協力

●株式会社川島織物セルコン
https://www.kawashimaselkon.co.jp
【大阪ショールーム】
大阪市北区大深町4-20
グランフロント大阪タワーA12F
TEL.06-6733-1310
OPEN:10時 - 18時
CLOSE:水曜日(GW・夏期・年末年始)

●株式会社サンゲツ
https://www.sangetsu.co.jp
【大阪ショールーム】
大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA4F
TEL.0570-055-136
OPEN:10時 - 17時
CLOSE:水曜日(夏期・年末年始)

●立川ブラインド工業株式会社
https://www.blind.co.jp
【大阪ショールーム】
大阪市北区中津2-3-5 2F
TEL.06-6374-1813
OPEN:10時 - 17時半
CLOSE:日、祝日(GW・夏期・年末年始)

●トーソー株式会社
https://www.toso.co.jp
【大阪ショールーム】
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス26F
TEL.06-6628-6991
OPEN:10時 - 17時半
CLOSE:土・日・祝(夏期、年末年始)

●東リ株式会社
https://www.toli.co.jp
【大阪ショールーム】
大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル7F
TEL.06-6943-1649
OPEN:10時 - 18時
CLOSE:日・祝(GW・夏期・年末年始)

●株式会社トミタ
https://www.tominet.co.jp
【大阪ショールーム】
大阪市中央区南船場3-12-21
心斎橋プラザビル新館9F
TEL.06-6281-8480
OPEN:10時 - 18時(土曜日17時) CLOSE:日祭日

●ニーディックテキスタイル
http://www.needk.com
【ニーディックテキスタイル 大阪店】
大阪市中央区難波5-1-5 大阪タカシマヤ7F
TEL.06-6632-9581
OPEN:10時 - 20時(金・土曜は20時半)

●株式会社フジエテキスタイル
http://www.fujie-textile.co.jp
【大阪ショールーム】
大阪市中央区南本町4-1-10 ホンマチ山本ビル1F
TEL.06-6120-3000
OPEN:10時 - 18時 CLOSE:日・祝日